日本語 | English
お問い合わせ

[メニューセンサスのご紹介]


[ 目次 ]
   ・メニューセンサスとは
   ・メニューセンサスの活用例
   ・メニューセンサスの設計
   ・メニューセンサスのアウトプットイメージ

[ メニューセンサスとは? ]

『MRSメニューセンサス』の特長は、次の3点です。


1. 30年以上の継続調査
   30年以上継続している調査であること。注目される団塊リタイア世代も70年代には20代
   でした。コーホート的視点で嗜好の変化を見ることも商品開発の大きなヒントになります。
2. メニュー559種類、材料540種類の詳細なデータ
   食事機会別に、世帯/個人の食事状況・メニューデータを網羅した詳細調査です。主婦の
   食卓・調理関与度も収集しています。
3. 強力な検索・集計システムによって活用は無限
   すべてのデータを自由自在に検索し、集計する強力な検索・集計システムによって、問題
   意識の解決に役立つアウトプツトをご自分で簡単に作成できます。

『MRSメニューセンサス』は、商品開発に必要なデータをご提供します。ご担当者の問題意識を刺激し、解決するために、きめ細かくサポートします。

[ メニューセンサスの活用例 ]
@ 各種のメニューの問題点の探索に活用できます
A 新商品アイデアの潜在需要の予測とアプローチの方向を知ることができます
B 市場導入後の商品については、商品の改善やシリーズ化へのヒントを探索できます

下記の具体的な活用例を参照ください。

製品開発に関する活用例

@簡便性を訴求した新製品開発
洋風化の波に乗って、順調に成長してきたある商品カテゴリーが、横ばい〜低迷状態に入った。既存データの分析あるいは 新たな調査を行ったが、原因を解明するには至らなかった。
当該商品が出現する食事時間帯、同時飲食メニューを詳細に整理した結果、“特定時間帯に集中”し、現スタイルでは“手 間がかかり過ぎ”しかも“簡単に用意出来る強力な競合” が存在することが解明できた。
この結果を受けて、同時飲食されるメニューにマッチする形態と、競合と同程度の簡便性を備えた、従来品とは異なる「作り 方」の商品を開発した。この商品の成長は著しく、現在このタイプは同メニューカテゴリー中で半数を占めるまでに育ってきた。

A調理形態の変化から生まれた新製品
超多頻度出現メニューだが、減少の一途をたどっていた。しかし「出来合い品」はわずかな減少で、以前には増加していた 時期もあった。メニュー全体の減少は「手作り」の急減少が大きかったためである。
このメーカーはこの点に着目し、“手軽に”“素早く出来”“価格も手ごろ”な当該メニューを「手作り」するための調味 素材を開発した。ヒット商品として数々の賞を受賞した。

B主要素材の動向を踏まえた新製品、「シリーズ」の開発
主要蛋白源である魚/肉の消費量の逆転現象を、我々は物価との関連で位置づけていた。 当時の魚の減少は「嗜好の変化」というより、 「200カイリ」の影響による魚価格の高騰にあることを指摘してきた。事実それから数年後、この指摘を確認することができた。
そのメーカーは、「焼きもの」に偏っていた魚料理の多様化を意図し、魚料理の調味料を シリーズで打ち出した。当初煮物から始まり、 鍋物までに及んでいった。鍋物人気の到来にもいち早く対応できたという余禄までついた。
更に肉にまで開発対象を広げ、現在に至っている。いわゆる「調味料的複合素材」の分野で、今後は世界の料理を視野に入れた開発活動が 続くものと考えられる。


対流通マーチャンダイジングに関する活用例

@営業支援のツール
あるメーカーは、季節ごとに多頻度出現メニューをランキングで表し、その素材を生鮮3品別に整理し素材の特徴もコンパクトにまとめている。 営業担当者が流通のバイヤーと商談する際の情報ツールとして、側面から支援している。この効果としては…
   ・何よりも、他社との差別化という点で効果的。
   ・単に自社商品を紹介したり売り込むだけでなく、時間的にも長く幅広い話が出来る。
   ・流通にとっても、早い時点でどのような素材を準備したらよいか、あるいはチラシなどに具体
    的なメニューを掲載する時の参考になる。
   ・食に関して質問されることもあり、次回のアポにつながりやすい。
   ・時には詳細データ閲覧のため、メーカーを訪問することもある。
   ・話の深度が増すに連れ、食品の開発や調理器具の工夫といった食周り全般の話にまで
    及ぶ。
   ・メニュー×材料表から関連素材のオンパック、プレミアムなどの逆提案を受けることもあり、
    その相手メーカーまで紹介された。

A売場から「買い場」の提案
流通に対する売場提案を、日頃から模索していたあるメーカーから、材料と材料の「近密度」のような指標を作成 できないかとの依頼を受けた。
個々のメニューを単位に材料間の総クロスを行い、その頻度によって材料間の距離とする集計分析を実施した。これに より、自社製品をどの食材の近くに陳列すれば、効果的に消費者の購入を喚起できるかを提案。
従来からこの陳列手法は存在し、結果的に同内容であってもより具体的で説得力があった。自社以外の商品についても 多くの質問を受け、流通の担当者とはかなり良好な関係ができ上がった。


[ メニューセンサスの設計 ]
1.調査地域
    首都圏(30Km)

2.調査方法
    郵送法

3.調査対象者と対象者数
    調査地域に居住する夫婦二人以上の普通世帯の主婦
    主婦の対象年齢は20〜69才
    2年間(4季節)で1,000世帯(春夏秋冬 各250世帯)
    *対象者はMRSモニターより抽出
    *サンプル構成は、主婦年代別に割り付ける
      (最新国勢調査より、各市・区・町の年代別女性・有配偶者数を抽出し、既婚率を算出して
       割付け)

4.調査の概要
    『MRSメニューセンサス』は、一般家庭の「食事データ」と、「世帯の背景情報」で構成されていま
    す。
  
    1)「食事データ」(メニュー日記)の項目
     (1)家庭内で調理した・家庭内で喫食した、すべての食べ物、飲み物のメニュー名
        *家庭内で調理=弁当など含む
        *家庭内で喫食=出来合いの総菜・弁当、飲料、菓子、もらい物等を含む
     (2)家庭内で調理した・家庭内で喫食した、すべての食べ物、飲み物を作った材料・調味料・
        加工食品
        *一部はブランド名・もしくはその特徴を記入(健康オイルや減塩醤油など)
     (3)喫食者の属性
     (4)喫食時間帯(機会)は「朝食」、「昼食/弁当」、「夕食」、「間食」
     (5)調理形態は、「手作り」、「半手作り」、「出来合い」、「インスタント」、「レトルト」、「冷凍食品」、
        「残り物」、「出前」、「もらい物」
     (6)特定地点の最高気温と最低気温を事後的に入力

    2)「世帯の背景情報」(付帯調査)の項目
     (1)主婦の基本属性(年令、職業、出身地)
     (2)主婦の料理動機と関与度
        @献立作成時の重視点
        A所要時間
        Bメニュー決定のタイミング
        C調味料・香辛料、調理器具・台所用品の保有と使用頻度
        D買い物頻度
        E独居生活の有無と期間
        F料理教室の経験
        G新メニューへの挑戦意欲と情報収集程度
          お気に入りメニュー、気になる食材・商品
     (3)世帯の情報
        H世帯年収
        I世帯構成員の年令・学齢
        J子どもの生活パターン=塾通い
        K夫の帰宅時間、 夫の休日
        L家族構成員のアレルギー、成人病等の症状、食事療法の有無
        M外食頻度
        N主人・子どもが喜ぶ料理、嫌いなメニュー・食材

「食事データ」と「世帯の背景情報」をマッチングさせることにより、ライフスタイル的視点からのメニュー・材料のポジション分析が可能となります。

[ メニューセンサスのアウトプットイメージ ]

1.メニュー検索システム

メニュー出現頻度(食卓に多く登場するメニュー)、材料使用頻度(よく使用される材料)、 メニューx材料使用頻度(あるメニューによく使用される材料)、 メニューxメニュー出現頻度(あるメニューとよく一緒に食卓に登場するメニュー) といったデータを検索いただけます。

  (例:サラダの出現頻度)
  


2.付帯調査検索システム

主婦年代でブレイクダウンした、付帯調査のデータをご覧いただけます。

  (例:調味料・香辛料の使用状況)
  


3.オプション分析について


  例:メニューイメージのコレスポンデンス分析(2002〜2003年:Vol.11のデータより)
  



2002年夏〜2003年春にかけて行われたメニューセンサスVol.11の付帯調査データを使って、メニューイメージのマッピングを行った。

分析に使用したデータは、「特徴を示す言葉」13項目に対して、連想するメニューを各3つまで回答(自由回答)したものをメニューセンサスの 分類に従ってコーディング処理し集計したもの。
上図は、回答頻度の多かった上位49メニューをコレスポンデンス分析したものである。

図全体から、
 ・「日常−スペシャル」(『簡単手軽メニュー』、『豪華メニュー』)
 ・「体調」(『体にやさしいメニュー』、『ヘルシーメニュー』、『スタミナメニュー』)
 ・「家族」(『家族団欒メニュー』、『子供メニュー』)
というキーワードが見られる。

以下にそれぞれのグループの特徴的なメニューを挙げる。
『豪華メニュー』のあたりには、「肉ロースト」「寿司(ちらし、にぎり、手巻き)」「肉ステーキ」「肉すきやき」「天ぷら」といった、非日常的/とって おきのメニューが集まっている。
『家族団欒メニュー』には、「肉トマト煮」「挽肉と野菜との煮物」といった煮物メニューと、「肉カツレツ」「肉空揚」「焼肉」「魚刺身」といった普段 よりもワンランク上のメニューが集まっている。
『スタミナメニュー』には、「餃子」「肉寄鍋」「お好み焼き」「肉と野菜の煮込み」のような 日常的こってり系メニューが集まっている。
『子供メニュー』は「ハンバーグ」「オムライス」「カレーライス」「スパゲティ」 「肉シチュー煮」のように洋食レストラン系メニューが集まっている。
『簡単手軽メニュー 』は、「目玉焼/卵焼き」「オムレツ」「納豆」「親子丼」「チャーハン」 「ラーメン」「焼きそば」「魚塩焼き」「野菜炒め物」のように、調理に手間も時間もかから ないメニューで、材料も普段から冷蔵庫にあるもので作れるようなメニューが集まって いる。
『ヘルシーメニュー』には、「野菜サラダ」「野菜酢の物」「湯豆腐」「冷奴」のような さっぱり系メニューと、「魚醤油煮」「コンソメスープ」「肉と野菜との炒め物」 といった健康的な材料を使っていて体が暖まるメニューが集まっている。
『体にやさしいメニュー』は「おかゆ・おじやその他」「ソーメン」「お茶漬け」「そば」 「うどん」と、いずれも食べるのが簡単、且つ、あっさり系メニューが集まっている。


例.食卓写真集を使ったコンシューマー・インサイト分析


(1998年:Vol.9秋季より)
・ベテラン主婦の食卓




秋季 平日の朝食メニュー
メニュー 材料
ごはん
みそ汁
焼き魚
大豆入りひじき煮

生野菜
レタス炒め
のり
果物
緑茶
根昆布茶  
米・玄米
にんじん・きゃべつ・しめじ・春菊・味の素・ほんだし・みそ
鮭・大根・減塩しょうゆ
生ひじき・油揚げ・にんじん・大豆・干ししいたけ・サラダ油
日本酒・ごま油・ほんだし・しょうゆ
トマト
オリーブ油・オイスターソース
のり・減塩しょうゆ
りんご  


朝食からしっかりした和食を調理している。

材料を見ると、野菜・魚・豆・海藻・オリーブ油・玄米と、健康志向。
おかずは各自に取り分けておらず、大皿のまま食卓にあがっている。夫婦二人の食卓として、無駄な食器を使用せずに後片付けの手間を簡略化している。
なるべく手間を省きつつも、しっかりバランスよく栄養を摂ることを実践している。
また、この世帯の食事状況を全体的に見たとき、普段からご主人様の昼食弁当を作っていることから、積極的に体に気を遣い、ご主人様の健康管理をし ていることがわかる。

・シンプル主婦の食卓



秋季 休日の夕食メニュー
メニュー 材料
ラーメン
ぎょうざ
カルピス
 
インスタント・卵・メンマ・わかめ
(市販品)・しょうゆ
 


ラーメンはインスタントを使い、餃子は市販品をお皿に移してあるのみ。休日の夕食としては簡素なメニューとなっている。

食卓には家族それぞれの麺が置いてあり、メンマなどの具は別皿に盛ってあるので、各自が具を好きにトッピングできるスタイル。
食卓写真以外の情報から以下のことが推測される。
料理のレパートリーの少なさを改善はしたいが、料理雑誌は読んでいない。あれこれ試しに料理してみようとはせず、安心感のあるメニュ ーをルーチン的に繰り返している。料理に対して積極的とはいえない。
全体として、子供のことに時間をとられて、ゆっくり丁寧な料理をする余裕はない様子が見受けられる。


©2011 Marketing Research Service,Inc., all right reserved.