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2020年11月13日

【セミナーレポート】 JRMA主催オープンセミナーで発表をおこないました

2020年10月29日(木)、JRMA(日本リテンション・マーケティング協会)主催のオンラインオープンセミナーに、弊社にてメニューセンサスを担当しております木野村が登壇しました。

 

本セミナーのテーマは「環境変化に伴う消費行動を探る」。
弊社のサービス「MRSメニューセンサス」の春季調査(2020年3月~4月)の結果と家計調査の結果を用いて、コロナ禍における外出制限が家庭の食卓に与えた影響と今後の展望について発表しました。

 

本セミナーの内容が含まれた【MRSメニューセンサス特別レポート:コロナ禍の食実態と意識】を近日中にリリースします。
リリース日など詳細につきましては、決定し次第ご案内させていただきます。・MRSメニューセンサスの詳細についてはこちら

 

コロナ禍で家庭の食費はどのように変化したのか

まずはじめに2020年4月の家計調査の結果から、消費支出がコロナ禍以前と比べてどのように変化したかを見ていきました。
コロナ禍における消費支出の変化として表れていたのはこのような点でした。

 

・消費支出全体として、コロナ禍以前の90%程度にまで落ちた

・「被服・履き物」、「交際費」などが大きく下がり、「外食」はコロナ禍以前の40%以下にまで落ちた

・外食支出が大きく下がったのに「食料費」全体の支出はほぼ横ばいで、外食以外の食料支出が大幅に上がっていた

 

2020年4月といえば、緊急事態宣言が発出され、多くの飲食店が営業を自粛し、また多くの人が外出を控え「おうち時間」を過ごすようになったので、食料費も外食から自宅での食事の支出にスイッチしていたことが見えました。

次にその結果を踏まえ、「MRSメニューセンサス」の春季調査(2020年3月~4月)の結果から、実際に食卓のメニューがどのように変化したかを見ていきました。

 

コロナ禍で家庭の食事のメニューはどのように変化したのか

「MRSメニューセンサス」では、家庭の普段の食事を「メニュー名・材料名・調味料・そのメニューを食べた人・食べた時間帯」といった項目でより具体的に見ることができます。2020年の春季調査の結果で、コロナ禍以前と比べて変化していた点は以下のようなことでした。

 

・昼食、夕食を家庭内で食べた割合が上がっていた

・調理形態は「手作り」が下がっていて、「インスタント」「レトルト」「冷食」が上がっていた

 

具体的なメニューについては、主食、おかずそれぞれで伸び率の高いメニューについて紹介しました。たとえば、「コロナ禍でぬか床が売れた」ということが話題になっていましたが、MRSメニューセンサス上でも「ぬか漬け」を家庭内で食べた割合が上がっていた、など興味深い変化が表れていました。

さらに本セミナーでは、MRSメニューセンサスの春季調査結果をふまえて「この時期の主婦の人たちの料理など食生活に関する意識がどのように変化したのか」を調査した追加調査の結果を発表し、これから先も高まっていきそうな消費者の意識や、ニーズが高まると思われる食料品などについて考察していきました。

 

発表に対して、お問い合わせいただいた皆さま、誠にありがとうございました。

本セミナーの内容が含まれた【MRSメニューセンサス特別レポート:コロナ禍の食実態と意識】を近日中にリリースします。
リリース日など詳細につきましては、決定し次第ご案内させていただきます。・MRSメニューセンサスの詳細についてはこちら

 

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