留置調査(placement method)
用語解説
調査票を対象者の手もとに一定期間とどめておいて記入してもらい、そのあと再訪問して収集する方法です。この方法が用いられる場合としては、①ある期間の事実についてその都度記録してもらうとき、②手持ちの現物をくわしく調べて記入してもらうとき、③面接法で全質問をきくのに時間がかかりすぎるとき(一部質問を留置)、などです。対象者が記入する方式は自記式(self-administered)です。
出典
市場調査マニュアル 改訂新版
監修 株式会社 マーケティング・リサーチ・サービス
著者 後藤秀夫