標本誤差(sampling error)
用語解説
標本調査において、全数を調査しないで一部対象者のみを調査し、その結果から母集団を推定することによって生ずる誤差のことです。したがって、全数調査を行なえばこの誤差は生じません。この誤差がどの範囲の大きさで生ずるかは、確率論に基づいて一定の式で計算できます。この大きさは一般に、この誤差の標準偏差で示され、標準誤差(standard error)と呼ばれます。
出典
市場調査マニュアル 改訂新版
監修 株式会社 マーケティング・リサーチ・サービス
著者 後藤秀夫