標本調査(sampling survey、sample survey)
用語解説
母集団を構成する単位のなかから一部分を無作為抽出して、それを調査対象(respondent)として調査を行ない、その結果にもとづいて母集団を推定する方法です。市場調査(マーケティングリサーチ)において、客観性のある定量情報を得ようとする場合は、ほとんどこの方法によっています。確率論によってデータの精度が保証されるからです。抽出対象はまとめて標本(sample)と呼ばれ、抽出数は(sample size)、抽出率は(sampling ratio)または(sampling fraction)です。
出典
市場調査マニュアル 改訂新版
監修 株式会社 マーケティング・リサーチ・サービス
著者 後藤秀夫